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「香田さん、ちょっと話したいことがあるんだけど、今時間良いかな?」
なっちゃんとお弁当を食べていた私は、突然話しかけられて、飲んでいたオレンジジュースを吹き出しそうになった。
優しく甘い声で話しかけてきたのは、今日学校に来てから極力視界に入れないようにしていた人、柳沢くんだった。
「な、何でしょうか」
「ここでは話しにくいから人のいない場所に行きたいんだけど」
「えっと、今はまだご飯食べてるから、またの機会に……」
すーっと視線を逸らしながら言う私に、向かいに座るなっちゃんが首を傾げた。
「何言ってるの?とっくに食べ終わってるじゃん。いいよ、柳沢、連れてっちゃって」
「なっちゃん⁉」
「いってら」
うわあ待って待って!!
なんかね、すごーく嫌な予感がするんだよ!
だけど結局断る理由を見つけられず、有無を言わさぬ笑顔に負けて、あれよあれよという間に誰もいない空き教室に連れて来られてしまった。
「香田さん、ちょっと話したいことがあるんだけど、今時間良いかな?」
なっちゃんとお弁当を食べていた私は、突然話しかけられて、飲んでいたオレンジジュースを吹き出しそうになった。
優しく甘い声で話しかけてきたのは、今日学校に来てから極力視界に入れないようにしていた人、柳沢くんだった。
「な、何でしょうか」
「ここでは話しにくいから人のいない場所に行きたいんだけど」
「えっと、今はまだご飯食べてるから、またの機会に……」
すーっと視線を逸らしながら言う私に、向かいに座るなっちゃんが首を傾げた。
「何言ってるの?とっくに食べ終わってるじゃん。いいよ、柳沢、連れてっちゃって」
「なっちゃん⁉」
「いってら」
うわあ待って待って!!
なんかね、すごーく嫌な予感がするんだよ!
だけど結局断る理由を見つけられず、有無を言わさぬ笑顔に負けて、あれよあれよという間に誰もいない空き教室に連れて来られてしまった。



