柳沢くんは握っていた私の手に……そっとキスをした。
「……念のため言うけど、ハスへの『好き』は間違いなく本気だからね。恋愛感情の『好き』だから」
「っ……うん」
待ってこれ。
熱、上がる。
……やっぱり、まだ話してくれないことは多い。
だけど、私への気持ちは偽りなく恋愛感情だと聞けただけで、一気に気持ちが軽くなった。
「迎えが来るまでひと眠りしたら?ハスが寝るまで、授業サボってでもここにいるから安心して寝な」
「ありがと」
柳沢くんに授業をサボらせるわけにはいかないからさっさと寝よう。
手に柳沢くんの体温を感じながら、いつしか私は意識を手放した。



