*
茉莉花ちゃんからメッセージが来た。
『こんにちは葉澄ちゃん!今度の土曜日空いてるかな?良かったら一緒にご飯食べに行かない?』
どきりとした。
どうしよう。
いや、行けばいいんだけどさ。高森くんを通して色々と探ろうとしていた罪悪感が出てきちゃったんだよね。
それに、ちょっと思ったのだ。
昔好きだった人の彼女って、向こうにとっても複雑なのでは?
それにもし、茉莉花ちゃんが柳沢くんへの気持ちを引きずっていたりしたら?私は敵でしかないんじゃない?
……でも、せっかく誘ってくれてるし。
『もちろん!どこに行く?』
悩むこと10分、そう返信した。
純粋に、友達になってくれるんだと信じて楽しむことにしよう。
──そしてあっという間に訪れる土曜日。
「あっ、葉澄ちゃん!」
待ち合わせ場所に一足早く来ていた茉莉花ちゃんは、それはもうものすごく可愛かった。
茉莉花ちゃんからメッセージが来た。
『こんにちは葉澄ちゃん!今度の土曜日空いてるかな?良かったら一緒にご飯食べに行かない?』
どきりとした。
どうしよう。
いや、行けばいいんだけどさ。高森くんを通して色々と探ろうとしていた罪悪感が出てきちゃったんだよね。
それに、ちょっと思ったのだ。
昔好きだった人の彼女って、向こうにとっても複雑なのでは?
それにもし、茉莉花ちゃんが柳沢くんへの気持ちを引きずっていたりしたら?私は敵でしかないんじゃない?
……でも、せっかく誘ってくれてるし。
『もちろん!どこに行く?』
悩むこと10分、そう返信した。
純粋に、友達になってくれるんだと信じて楽しむことにしよう。
──そしてあっという間に訪れる土曜日。
「あっ、葉澄ちゃん!」
待ち合わせ場所に一足早く来ていた茉莉花ちゃんは、それはもうものすごく可愛かった。