ほどけるいと。

俺はもう何も言わないことにした。

け,ど……



「大事に使うんじゃ,なかったの?」



次に連れてこられたのはゲームセンター。

歩いていて

『やっぱりあった!』

と嬉しそうに琴音さんが入っていったから。



「もう,失礼なこと言わないで。ゲーセンは楽しむのが醍醐味であって,それが達成されるなら無駄じゃないの! さっきのは使わないのに買うから無駄になっちゃうの!」



た,しかに?

俺が琴音さんの謎理論を頑張って飲み込むと,琴音さんはにししと笑って付け足す。



「ただお金あげるわけでもないしね」



俺たちは一旦,別行動となった。

『より良さげなものをとった方が勝ち』

という変なゲームが始まったから。