「良かったの?」
俺は少しためらって,琴音さんに問う。
家具屋で見つけたウサギの置物,すごく欲しそうに悩んでたのに。
「あれ買わなくて」
「うぅん」
琴音さんはうんともううんとも取りづらい返事を俺にする。
でもあんなに欲しそうにしてたのに…
「だって買っても,置くところがないから。物入れに永遠に眠らせちゃう。それならちゃんと玄関とかに飾ってくれる人に買われた方がいいよ」
琴音さんは俺に目を合わせると,自分に言い聞かせるようにいった。
そしてえへへと笑う。
「それにね,今日持ってきたの,何ヵ月か前におばあちゃんがくれたお小遣いなの。大事に使うよ」
「そう,なんだ」
なら,まぁいいや。
俺は少しためらって,琴音さんに問う。
家具屋で見つけたウサギの置物,すごく欲しそうに悩んでたのに。
「あれ買わなくて」
「うぅん」
琴音さんはうんともううんとも取りづらい返事を俺にする。
でもあんなに欲しそうにしてたのに…
「だって買っても,置くところがないから。物入れに永遠に眠らせちゃう。それならちゃんと玄関とかに飾ってくれる人に買われた方がいいよ」
琴音さんは俺に目を合わせると,自分に言い聞かせるようにいった。
そしてえへへと笑う。
「それにね,今日持ってきたの,何ヵ月か前におばあちゃんがくれたお小遣いなの。大事に使うよ」
「そう,なんだ」
なら,まぁいいや。



