ほどけるいと。

戻ると案の定,鬼になってしまった里桜が疲れたようにしゃがんでいた。

里美が迷ったような姿を見せるも,私が先に,タッチされないぎりぎりの距離にしゃがんだ。



「里桜,里桜。あの人なら簡単に捕まるんじゃない?」

「え……?」


里桜は目を輝かせて,私が指を指した方向に走っていった。


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