ほどけるいと。

はっとした俺は,この子なんて慣れない呼び方に口をもごつかせながらも,3人の子供をひとまず黙らせようと試みる。

も,琴音は目を覚ました。



「ん…流雨? あ,子供?」

「子供じゃない! もう2年生だ!」

「そうなんだ。どうしたの?」



突然現れた3人組にも臆さず,琴音は無防備な笑みを向けた。

けんか腰で勢いよく食い付いたリーダーらしい男子も,ふにゃりとした笑顔を向けられて戸惑っている。



「俺らひまなんだよ!」



俺に言ったのと同じ言葉を,ツンと澄ました男子が琴音に向けてもう一度言った。

俺はようやく理解する。



「一緒に遊ぼうってこと?」



驚いて口にすれば,3人はビクリと方を震わせた。



「違う!」「そうしても良いかなって思っただけ」



男子2人が意地をはるも。



「そうだよ!」



2つ結びの女の子がにっこりと肯定した。