ほどけるいと。

何を探してるのかと思えば…

日用使い出来るもの。

飾ったりつけとくだけじゃダメ。

他のものでも良かったけど,きっとしっくりこなかったんだろう。

俺は何となく嬉しさを感じて,同じ種類のものから選んだ。



「俺もこれにする」



あとは家族に食べれるものを。

栞のデザインは悪くない。

金色で,俺でも使いやすい。

クラゲのデザインのものを手に取ると,琴音は文句を言いたいけど,勝手に反対できない。



「~っうー」



そんな微妙な表情を見せた。

ついその表情が面白くなって頭を撫でると,琴音はもっと大人しくなる。



「会計行こっか。これくらいは出させてよ」

「え…う,ん。ありがと」



俺は2つの栞と,お菓子を持って会計へと向かった。