「私,流雨にその話を,してないの」
「流雨くんに…? どうして…」
「これから流雨と続けていくこと。他ならない自分が,1番怖いの」
隣に自分がいる未来が見えなくて,不安に思う。
大丈夫だって胸をはれる程,私達はきっと,傍目からみても上手くは行ってない。
「そう思っちゃう,現実が悲しい」
記念日の話も,相当引きずってる自覚はある。
もしかしたら,私にとって。
その日はもう,最後の賭けみたいなものだったのかもしれない。
前々日に話す,私も私だと思うけど。
苦笑して見せると,由芽は,私の心をそのまま映し出したような。
私よりも傷付いた顔をしていた。
____________________
「食うもん一緒だと楽だよな~」
「まぁ,確かに」
放課後のマッ⚪。
じゃんけんに負けた俺ともう一人で,計6人分の注文をし,席に戻る。
「あー。暇だな~」
「疲れたしな~」
「フラれたしな~」
「流雨くんに…? どうして…」
「これから流雨と続けていくこと。他ならない自分が,1番怖いの」
隣に自分がいる未来が見えなくて,不安に思う。
大丈夫だって胸をはれる程,私達はきっと,傍目からみても上手くは行ってない。
「そう思っちゃう,現実が悲しい」
記念日の話も,相当引きずってる自覚はある。
もしかしたら,私にとって。
その日はもう,最後の賭けみたいなものだったのかもしれない。
前々日に話す,私も私だと思うけど。
苦笑して見せると,由芽は,私の心をそのまま映し出したような。
私よりも傷付いた顔をしていた。
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「食うもん一緒だと楽だよな~」
「まぁ,確かに」
放課後のマッ⚪。
じゃんけんに負けた俺ともう一人で,計6人分の注文をし,席に戻る。
「あー。暇だな~」
「疲れたしな~」
「フラれたしな~」