謎の緊張感に気がついて，私は体を前に倒す。
ん？ と尋ねるように下から覗き込むと，室長は更に笑う。
「俺，琴音さんのこと，好き」
「は」
？ ？？
「え？」
「だから，好き」
好きって，好き？
室長が？ 私を？
「えっと…そうゆう意味でいってんの？」
「うん。真面目に」
「な，なんで」
「話してて楽しいし」
それ，だけ？
「あー好きだなって思った」
「そ…う，なんだ」
じゃ，なくて。
「えと，室長は…何を，求めてる？ その，私に」
返事的な，こと？
チラッと見ると，室長は困ったように柔く笑う。
慣れてないのが，きっと相手にまで伝わってるんだ。
ん？ と尋ねるように下から覗き込むと，室長は更に笑う。
「俺，琴音さんのこと，好き」
「は」
？ ？？
「え？」
「だから，好き」
好きって，好き？
室長が？ 私を？
「えっと…そうゆう意味でいってんの？」
「うん。真面目に」
「な，なんで」
「話してて楽しいし」
それ，だけ？
「あー好きだなって思った」
「そ…う，なんだ」
じゃ，なくて。
「えと，室長は…何を，求めてる？ その，私に」
返事的な，こと？
チラッと見ると，室長は困ったように柔く笑う。
慣れてないのが，きっと相手にまで伝わってるんだ。
