「……どうかしたの?」


 首を傾ける彼女が本当に可愛い。


「テーブルにドライヤー置いて、ここ座って?」

「う、うん?」


 彼女は素直に座る……本当純粋で、それに鈍感。可愛いは罪だ。


「……んっ」


 唇を重ねれば、甘い吐息が俺の理性を壊しにかかる。


「あっ、さひ……っ」


 吐息に加え、甘い声で名前を呼び上目遣いにピンクの頬が染まっていて……スゲー唆られる。


「明日休みだし、いいよな……?」

「えっ?」


 俺は彼女の答えを聞くことなく、お姫様抱っこをして二階にある寝室へ向かいベットの上に彼女を、押し倒した。


「今日は寝かせないよ?」