咲子とともに手を合わせた行正は、二人の幸せを祈るとともに、自分たちが未来永劫、ともに幸せに暮らせるようにと願っていた。 こいつは、俺と一緒にいられるよう、祈ったりしないのだろうか、と思いながら、チラと見る。 最初に二人でこの祠に来たときのことを思い出していた。