雑貨屋を出て、
二人でのんびり歩いて帰る。
夕方なので、
多少は涼しい風が吹いている。

「気持ち良いね。」
と、しぃちゃんが言った。

「うん。」と返した。

「…何か寂しいな、
碧空と別れるの。」

しぃちゃんは
恋人みたいなことを言う。

「夏休みあたりにまた来るよ。」

「ホント?絶対よ。」

「あぁ。」

そんな会話をして自宅へ帰った。