あかりの家に着いても、僕は彼女への情熱を抑えきれなかった。皆に「あかりと一緒に寝たい」と打ち明けると、当然のごとく驚きの声が上がった。だが、あかりは車の中で目を覚まし、吐き気から回復した顔で「私も泊まりたい!」と必死に訴えてくれた。その純粋な一言に、周囲も最後は「今日だけは特別だ」と苦笑交じりに許可してくれた。
帰宅すると、家の中は静まり返っていた。母であるはずの巨大な猫はもう夢の中らしく、玄関ではちびと犬のノン君だけが、「にゃあ」「わん」と静かに僕たちを出迎えてくれた。ちびは慣れた手つきで僕の部屋のドアを開け、「母さんにバレないように静かにしろよ」と言わんばかりに、パチンと力強く扉を閉めてくれた。
同じ布団に潜り込み、僕はあかりに謝った。「ごめんね、あんなに汚してしまったのに、ますます君が好きになっちゃって」。その言葉が刺激になったのか、あかりはまた急に気分が悪くなってしまった。今度はトイレまで間に合わず、布団の上で吐いてしまったのだ。
部屋中に充満する独特の匂い。しかし、僕はそれを掃除しながらも、愛おしさで胸がいっぱいだった。「これくらい、なんてことないよ。君のすべてが好きなんだ」。僕はあかりの手を引き、自分の熱い衝動を彼女に伝えた。あかりは驚きながらも、困ったように、でもどこか甘く「出ちゃったの?」と呟いた。僕たちは服も取り替えず、そのまま汚れと体温にまみれて眠りについた。
翌朝、目が覚めると、僕の顔や服には昨夜の汚れが乾いてこびりついていた。それを見たあかりは「わあ、こんなに汚しちゃってる……」と顔を真っ赤にして、一生懸命指先で僕の顔を拭おうとしてくれた。
昨夜の記憶が曖昧な彼女の、その懸命で不器用な優しさに触れたとき、僕は昨日以上に、彼女の存在がどうしようもなく愛おしくなった。どんなに汚れても、どんなに形が崩れても、この子となら生きていける。そう確信した朝だった。
帰宅すると、家の中は静まり返っていた。母であるはずの巨大な猫はもう夢の中らしく、玄関ではちびと犬のノン君だけが、「にゃあ」「わん」と静かに僕たちを出迎えてくれた。ちびは慣れた手つきで僕の部屋のドアを開け、「母さんにバレないように静かにしろよ」と言わんばかりに、パチンと力強く扉を閉めてくれた。
同じ布団に潜り込み、僕はあかりに謝った。「ごめんね、あんなに汚してしまったのに、ますます君が好きになっちゃって」。その言葉が刺激になったのか、あかりはまた急に気分が悪くなってしまった。今度はトイレまで間に合わず、布団の上で吐いてしまったのだ。
部屋中に充満する独特の匂い。しかし、僕はそれを掃除しながらも、愛おしさで胸がいっぱいだった。「これくらい、なんてことないよ。君のすべてが好きなんだ」。僕はあかりの手を引き、自分の熱い衝動を彼女に伝えた。あかりは驚きながらも、困ったように、でもどこか甘く「出ちゃったの?」と呟いた。僕たちは服も取り替えず、そのまま汚れと体温にまみれて眠りについた。
翌朝、目が覚めると、僕の顔や服には昨夜の汚れが乾いてこびりついていた。それを見たあかりは「わあ、こんなに汚しちゃってる……」と顔を真っ赤にして、一生懸命指先で僕の顔を拭おうとしてくれた。
昨夜の記憶が曖昧な彼女の、その懸命で不器用な優しさに触れたとき、僕は昨日以上に、彼女の存在がどうしようもなく愛おしくなった。どんなに汚れても、どんなに形が崩れても、この子となら生きていける。そう確信した朝だった。

