風呂から上がった僕は、パジャマのままベッドに潜り込んだ。
「……今日は、本当に楽しかったな」
天井を見上げながら、今日あった出来事を一つひとつ振り返る。日記代わりに綴っているFacebookの投稿には、さっそくハルカや正、正夫から「いいね」や温かいコメントが届いていた。それを見ているだけで顔が綻ぶ。
でも、いざ目を閉じようとしても、意識はあかりのことでいっぱいだった。彼女の笑顔、繋いだ手の冷たさと温かさ。あかりのことを考えれば考えるほど、胸の奥が締め付けられ、熱い衝動が抑えられなくなる。高校生活で初めて抱いた、このどうしようもない想い。僕はそのまま、あかりの存在を全身で感じながら、初めての夜を過ごした。
あまりの高揚感と、どこか不安な気持ちが入り混じり、どうしても眠れそうになかった。誰かにこの気持ちを伝えないと、どうにかなりそうだった。
正夫に電話しようかとも思ったけれど、結局僕はスマホを手に取り、ハルカの番号を呼び出した。こういう繊細な気持ちは、同じ女性であるハルカにしか分からないと思ったからだ。
コールが数回鳴ったあと、眠たそうなハルカの声が聞こえた。
「……もしもし? 秋夫くん? こんな夜中に、一体どうしたの?」
「……ごめん、起こしちゃって。どうしても、言い難いことがあって……」
僕は言葉を詰まらせながら、あかりのことが頭から離れなくて眠れないこと、そして自分の抑えきれない気持ちを正直に伝えた。
電話の向こうで、ハルカが小さく笑った。
「なんだ、そんなこと。……それは、秋夫くんがあかりちゃんのことを、それだけ本気で想ってるって証拠だよ。普通のことだから、そんなに心配しなくていいんだよ」
ハルカのその言葉を聞いた瞬間、張り詰めていた心がすっと軽くなるのを感じた。
「……そうか。ありがとう、ハルカ」
「いいよ。また眠れない夜があったら、いつでもかけてきて。おやすみ」
「おやすみ」
そう言って電話を切ると、ようやく不思議な安心感に包まれて、僕は深い眠りへと落ちていった。
「……今日は、本当に楽しかったな」
天井を見上げながら、今日あった出来事を一つひとつ振り返る。日記代わりに綴っているFacebookの投稿には、さっそくハルカや正、正夫から「いいね」や温かいコメントが届いていた。それを見ているだけで顔が綻ぶ。
でも、いざ目を閉じようとしても、意識はあかりのことでいっぱいだった。彼女の笑顔、繋いだ手の冷たさと温かさ。あかりのことを考えれば考えるほど、胸の奥が締め付けられ、熱い衝動が抑えられなくなる。高校生活で初めて抱いた、このどうしようもない想い。僕はそのまま、あかりの存在を全身で感じながら、初めての夜を過ごした。
あまりの高揚感と、どこか不安な気持ちが入り混じり、どうしても眠れそうになかった。誰かにこの気持ちを伝えないと、どうにかなりそうだった。
正夫に電話しようかとも思ったけれど、結局僕はスマホを手に取り、ハルカの番号を呼び出した。こういう繊細な気持ちは、同じ女性であるハルカにしか分からないと思ったからだ。
コールが数回鳴ったあと、眠たそうなハルカの声が聞こえた。
「……もしもし? 秋夫くん? こんな夜中に、一体どうしたの?」
「……ごめん、起こしちゃって。どうしても、言い難いことがあって……」
僕は言葉を詰まらせながら、あかりのことが頭から離れなくて眠れないこと、そして自分の抑えきれない気持ちを正直に伝えた。
電話の向こうで、ハルカが小さく笑った。
「なんだ、そんなこと。……それは、秋夫くんがあかりちゃんのことを、それだけ本気で想ってるって証拠だよ。普通のことだから、そんなに心配しなくていいんだよ」
ハルカのその言葉を聞いた瞬間、張り詰めていた心がすっと軽くなるのを感じた。
「……そうか。ありがとう、ハルカ」
「いいよ。また眠れない夜があったら、いつでもかけてきて。おやすみ」
「おやすみ」
そう言って電話を切ると、ようやく不思議な安心感に包まれて、僕は深い眠りへと落ちていった。

