しゃべる人形

チケットを買いに、僕は、映画館の、叔父さんを、呼んだ。
知的障害のある明かりは、障害者、手帳を、持っていて、半額で、映画を、見る、ことができた。
映画が始まるまでの間、暫く明かりと、話していた。
「僕ねあの映画に、出ている福本莉子ちゃんが好きで明かりを好きになったのは璃子ちゃんに、似ているから好きなんだよ。」「璃子ちゃんに似ているなんて、明かり嬉しいよ、」明かりは飛び跳ねながら僕にそう言って、顔に、キスしてくれた。僕にとって、それが、好きな、明かりとの、初めてのキスだった。