翌日から澪はいつも通りの笑顔で登校していた。
それからずっと同じ様な日々が続き、2月の下旬頃、僕と澪は高校の受験会場へ向かっていた。
──「私、真昊と同じ高校受けようと思ってるんだ〜。」
──「そうなんだ。じゃあ高校でもよろしく。」
──「いやまだ行くと決まった訳じゃないでしょ。」
──「まぁそうだけど。僕らなら大丈夫だと思う。」
──「それもそうだね!!」
という訳で澪も急いで願書を提出し、僕と同じ高校を受験することになった。
珍しく緊張してなのか口数が少ない澪の手をそっと握り、
「大丈夫。僕らなら大丈夫。」
「…うん。そうだよね。大丈夫。」
そして、先生に案内され、それぞれが別の受験会場へ入っていった。
「真昊、頑張ろーね!!」
そう言って澪はVサインを顔の前に突き出したので、僕もそれにならってVサインをつくった。
2週間後、遂に合格発表の日がやってきた。
僕と澪は2人で携帯で合否を確認していた。
時間になり、合否のページを開くと、僕の携帯に映し出された2文字に思わず声が出た。
━━合格
「澪…僕、受かったよ。合格だったよ…っ!!」
同じように、涙目になった澪の携帯には“合格”の2文字が映し出されていた。
僕らは嬉しさで考える前にハイタッチをしていた。
ふと我に返り、お互いに恥ずかしくなったが、それよりも嬉しさが勝っている為、興奮はいつまでも冷めなかった。
そして1週間後、僕らは卒業した。
それからずっと同じ様な日々が続き、2月の下旬頃、僕と澪は高校の受験会場へ向かっていた。
──「私、真昊と同じ高校受けようと思ってるんだ〜。」
──「そうなんだ。じゃあ高校でもよろしく。」
──「いやまだ行くと決まった訳じゃないでしょ。」
──「まぁそうだけど。僕らなら大丈夫だと思う。」
──「それもそうだね!!」
という訳で澪も急いで願書を提出し、僕と同じ高校を受験することになった。
珍しく緊張してなのか口数が少ない澪の手をそっと握り、
「大丈夫。僕らなら大丈夫。」
「…うん。そうだよね。大丈夫。」
そして、先生に案内され、それぞれが別の受験会場へ入っていった。
「真昊、頑張ろーね!!」
そう言って澪はVサインを顔の前に突き出したので、僕もそれにならってVサインをつくった。
2週間後、遂に合格発表の日がやってきた。
僕と澪は2人で携帯で合否を確認していた。
時間になり、合否のページを開くと、僕の携帯に映し出された2文字に思わず声が出た。
━━合格
「澪…僕、受かったよ。合格だったよ…っ!!」
同じように、涙目になった澪の携帯には“合格”の2文字が映し出されていた。
僕らは嬉しさで考える前にハイタッチをしていた。
ふと我に返り、お互いに恥ずかしくなったが、それよりも嬉しさが勝っている為、興奮はいつまでも冷めなかった。
そして1週間後、僕らは卒業した。



