翌朝、僕は優兄さんの車で送ってもらい、真っ直ぐ保健室へ向かった。
「おはようございます。」
扉を開け、中へ入るといつも通り窓側には澪が座って外を眺めていた。
デスクでは芝山先生が作業をしていた。
「あら、上原君。おはよう。よく来たね。」
「おはよ!!真昊、今日も空綺麗だねぇ。」
僕は少し首を傾げた。
何故なら今日は、空一面に灰色の雲が広がっていたからだ。
夕方からは雨が降る予報だったはず。
僕は、もしかしたら澪にとってはそれも綺麗にはいるのかもしれないと思い、何も言わずに、綺麗だね。とだけ答えた。
「おはようございます。」
扉を開け、中へ入るといつも通り窓側には澪が座って外を眺めていた。
デスクでは芝山先生が作業をしていた。
「あら、上原君。おはよう。よく来たね。」
「おはよ!!真昊、今日も空綺麗だねぇ。」
僕は少し首を傾げた。
何故なら今日は、空一面に灰色の雲が広がっていたからだ。
夕方からは雨が降る予報だったはず。
僕は、もしかしたら澪にとってはそれも綺麗にはいるのかもしれないと思い、何も言わずに、綺麗だね。とだけ答えた。



