その日から僕は自部屋に引き篭っていた。

食事も喉を通らず食べる気を無くした。

優兄さんやばあちゃんはたまに僕に声をかけてくるけど、扉を開けるまでは至らなかった。

何もする気が起きず、ずっとuraさんの曲をリピートしていた。

uraさんの曲を聴いてる時だけは何も考えずに居られる。

人の視線も学校の事も過去の事も。