自分が何もできない役立たずに思えてしまって、なんだか涙がにじんできた。
自分で決めた人生すらうまくいかない。
あまり情熱的にガツガツ生きてはこなかった。夢中になれる趣味があったわけでもなく、人生にプランがあったわけでもない。
そんな私の最初で最後の決意が未来を産み、育てることだった。恋した人との子ども。恋の忘れ形見。そんな彼女の人生を祝福し、幸せいっぱいに育ててあげたい。それが私の一生涯をかけた夢であり目的になった。
それなのに、全然うまくいかない。
豊さんに見つかり、人質扱いされて、未来とこの部屋に囲われて生きている。
未来の育児も、逃げ出したくなるくらいつらくて……。
私は全部中途半端だ。
未来の泣き声が聞こえる。
ハッと覚醒した私は、しばらく意識が飛んでいたことに気づいた。
身体が動かない。金縛りってこんな感じだろうかと思い、すぐに睡眠不足とただの疲労だと考えた。
なんてことだろう。未来を放置して眠ってしまっていた。
そのことにぞっとし、手足を動かそうと苦心するけれど、指先ひとつ動かない。
瞼をぶるぶるさせながら、わずかに目を開けると、思いもよらぬ光景が視界に飛び込んできた。
自分で決めた人生すらうまくいかない。
あまり情熱的にガツガツ生きてはこなかった。夢中になれる趣味があったわけでもなく、人生にプランがあったわけでもない。
そんな私の最初で最後の決意が未来を産み、育てることだった。恋した人との子ども。恋の忘れ形見。そんな彼女の人生を祝福し、幸せいっぱいに育ててあげたい。それが私の一生涯をかけた夢であり目的になった。
それなのに、全然うまくいかない。
豊さんに見つかり、人質扱いされて、未来とこの部屋に囲われて生きている。
未来の育児も、逃げ出したくなるくらいつらくて……。
私は全部中途半端だ。
未来の泣き声が聞こえる。
ハッと覚醒した私は、しばらく意識が飛んでいたことに気づいた。
身体が動かない。金縛りってこんな感じだろうかと思い、すぐに睡眠不足とただの疲労だと考えた。
なんてことだろう。未来を放置して眠ってしまっていた。
そのことにぞっとし、手足を動かそうと苦心するけれど、指先ひとつ動かない。
瞼をぶるぶるさせながら、わずかに目を開けると、思いもよらぬ光景が視界に飛び込んできた。



