アニョハセヨ!私はイ・ジアン。よろしくお願いします。

私は、付き合って三年になる彼氏のスヒ・ドユンと同棲中。ドユンはアイドルグループに所属していそうなほどかっこよくて、高身長で、何も嫌なところが思いつかないくらい素敵な恋人なんだ。おまけに大手企業勤めだから、友達からも羨ましがられちゃう!

「ジアン、今度母さんが一緒に買い物に行きたいってさっき電話で言われたよ」

「了解!そういえば、うちのお父さんもドユンとまたお酒が飲みたいって言ってたわ」

「お互いの両親とうまくやれてるってことだよね?」

「うん。素敵な恋人にいい義両親なんて、私幸せ者だよ〜」

フフッと笑うと、ドユンは私の隣に腰掛けてくる。そして、大きな手が私の頭に置かれた。そのまま優しく撫でられる。

「ありがとう。うちの親に付き合ってくれて」

チュッ、とリビングに音が響く。ドユンは満足そうに笑った後、私の頭を軽く撫でて自室へと入っていく。残された私は真っ赤な顔をしながら、その頬を押さえていた。