赤ちゃん、作ろ?

「雛。」




あの時私はリア□の道を歩きながら帰りを急いでた。


人にぶつかってよろけて初めて分かった。私、震えてる。



寒い怖い泣きたい嫌だ。……辛い。





「雛、ひな!」




誰かが私の名前を呼んでる。素敵な白馬さま?んなわけないか。。。






「おい、しっかりしろよ!」


「!?」





あれ私目の前にいる人、知ってる。




あの子は……。





「俺、浅陽ひながすきだ。」


「ひゅー!」






私のこと好きって言ってたH君だ。








「( ̄∇ ̄)やあ、ご機嫌麗しゅう?」





精一杯の強がりなんて見透かされるね。







「行くぞ。」「どこに?」



「……ゲーセン。」