『どうぞお開けください!』
「澪桜、開けてもいい?」
「うんっ」
箱を開けると、中に入っていたのは鍵がふたつ。
あぁ、マンションの鍵だっけ。
『おふたりには本日より同棲していただきますのでマンションの鍵をプレゼントいたしました』
『ここで廉様と澪桜様に挨拶をしてもらいましょう!』
俺からか。
『皆様、この度は異例な婚約パーティーにお越しくださりありがとうございます』
ほんと、婚約パーティーなんて異例だよ。
でもこうでもしないと、澪桜は自由になれない気がするから。
『本日私の目的は、世に大橋宮澪桜の存在を発表することでした。これから皆様と関わったりお会いすることが増えると思います。その時はどうかよろしくお願いします』
深く頭を下げれば、会場が拍手に包まれた。
挨拶って言っても何も言うことない……あ、あった。
「澪桜、開けてもいい?」
「うんっ」
箱を開けると、中に入っていたのは鍵がふたつ。
あぁ、マンションの鍵だっけ。
『おふたりには本日より同棲していただきますのでマンションの鍵をプレゼントいたしました』
『ここで廉様と澪桜様に挨拶をしてもらいましょう!』
俺からか。
『皆様、この度は異例な婚約パーティーにお越しくださりありがとうございます』
ほんと、婚約パーティーなんて異例だよ。
でもこうでもしないと、澪桜は自由になれない気がするから。
『本日私の目的は、世に大橋宮澪桜の存在を発表することでした。これから皆様と関わったりお会いすることが増えると思います。その時はどうかよろしくお願いします』
深く頭を下げれば、会場が拍手に包まれた。
挨拶って言っても何も言うことない……あ、あった。