「そうなの?澪桜」

「うーん……顔なんていちいち覚えてない」

「舐められてんなぁ……お前ら!殺れ!」

一斉に襲いかかってきた敵。

廉くんも丈くんも伊代ちゃんも風馬さんも、どんどん敵を倒していく。

「夜姫!死ねぇ!」

──ドガッ!ガンッ!

鉄パイプを素手で止めて男を振り落とした。

「武器を手に持つなんてだっさい……そんなんだからあたしに勝てないんだよ?」

「ってめぇ……」

一気に大勢で攻められ、難なくかわして急所を1発で決める。

──ドサッ!

──ゲシッ!ズサァァァァァアっ!

倒しても倒しても一向に減らない……っ。

ふたり同時に攻撃をし、残念ながら急所に決めることはできなかった。