俺のかわいい生き人形

あ……なんか、すごく安心する。

玄関から教室に行くまでも視線を浴びた。

やっと教室に行けば、相原くんが待っていた。

「やっと来たなお前ら!大注目じゃん!!」

「丈、朝から電話してくんなよ」

朝の電話は相原くんだったんだ。

ふたり仲良しだなぁ。

「澪桜ちゃんー廉ったら澪桜澪桜うるさいんだよ」

「ばっ……なに言ってんだよ丈!」

澪桜澪桜うるさい?

廉くんが?

「でもよかったなぁー廉ー!婚約者がそこらの令嬢じゃなく、ちゃんとした澪桜ちゃんで!」

「あのなぁ……」

「澪桜」

名前を呼ばれ振り向けば、にこにこ微笑む舞桜が。

っ……舞桜、怒ってる。