俺のかわいい生き人形

本来……か。

「学校で、声出ないふり続けるの?」

「……悩みどころ」

学校には舞桜がいる。

舞桜がいる今、どう行動するのが正解かな。

「廉様、澪桜様。到着しましたよ」

車が止まって、外を見ると学校に到着してた。

「澪桜、行こう」

「うん。ありがとうございました」

運転手さんにぺこりと頭を下げれば、ニコッと微笑み返された。

廉くんと車を出れば、一気に浴びる視線。

「えっ!?八城くんが女の子と登校!?」

「まじかよ!しかも転校生じゃん!!」

「舞桜の方!?澪桜の方かな!?」

う……すごい注目されてる。

「澪桜、大丈夫だから行くよ」

廉くんの手があたしの手を優しく握った。