「澪桜!改めて……また一緒にいてくれる?うちら夜桜と」

伊代ちゃん……。

他のみんなも見れば、優しい顔をしてて。

「もちろんだよ!あたし、離れてわかったの。やっぱり夜桜のみんながいるここが居心地いいって」

「みんな澪桜ちゃん大好きだからな」

「澪桜ちゃんは俺らにとって大事な仲間っす!」

丈くんに続いてそう言うみんな。

嬉しい……。

「あ!そうだ澪桜、大橋宮はどうなったの……?」

「俺らずっとそっちも気にしてるんだぜ」

あ……大橋宮家。

チラッと廉くんを見れば、大丈夫と言うように手を握られて。

「ちゃんと捕まったよ。鮎川も世界からの信頼は多少減っただろうし。もう澪桜に何かしてくるような力残ってねぇよ」

「よかったぁ……って、澪桜からしたら自分の家族が捕まるのはよくないか……」