っ……。

ベッドに座る廉くんの膝の上に座らされる。

う……っ恥ずかしい。

けど……廉くんが安心させるように手を握ってくれるから、怖さなんて微塵もない。

「澪桜、こんな俺を受け入れてくれて……ありがとう」

「どんな廉くんも受け入れるよ」

ゆっくり顔が近づく。

あと数センチで、唇が触れる。

──プルルルルッ、プルルルルッ。

ビクッ!と身体が跳ねた。

「……続きしよ」

「えっ、出ないの?」

「だってどうせ丈だろ?後ででいい」

──プルルルルッ、プルルルルッ。

だけどなかなか止まなくて、げんなりしながらスマホを手にとった廉くん。