『その声っ……廉パパ!?』

「こうなったからには君も責任取ってもらおうか。今すぐマンションに来なさい」

『っ……はい』

なにがどうなってんだよ……。

そっと澪桜のスマホを持った。

澪桜……。

「……廉、しっかり気を持って」

「伊代……わかってる」

ドサッとベッドに座った。

全部……俺がそばにいればこんなことにならなかったのに。

澪桜……っ。

「クッソ……っ!!」

澪桜、頼むから……無事でいてくれよ。