俺のかわいい生き人形

『なんだ廉』

「澪桜がいなくなった」

『……は?』

「家の窓ガラス割られて、澪桜がいないんだ!」

『なんだと!?すぐそっちに行くから待ってろ』

父さんとの電話を切って、丈たちも呼んだ。

鍵は空いていたから、みんな入ってきた。

「おい廉!澪桜ちゃんいないってどういう……」

丈を先頭にやってきたみんな。

寝室を見るなり、目を見開いてる。

まさか……沙織か?

「っ沙織に聞いてみる」

「っおい待てよ廉!」

すかさず俺を止めた丈。

「離せ丈!澪桜になんかするったらこいつだろ!」

「それでもっ……また厄介なことに巻き込まれたらどうすんだよ!」

そうかもしんねぇけど……!