澪桜のこと大切にしたいし守りたい。

日に日に澪桜への愛が止まらないし、この先澪桜に飽きることなんてありえねぇ。

「澪桜、デート楽しみ?」

「うん!楽しみっ」

あんだけ自分を閉じ込めていた澪桜が、素で俺の隣にいてくれる。

ただそれだけで……愛が増してく。

俺の愛が欲しいと言った澪桜。

その時の澪桜は愛に飢えた顔をしてて……俺の心を狂わせた。

日に日に俺の方が澪桜を好きになってる気がする。

「廉くん、今日ご飯なににする?」

「んー……肉安いかな」

「安かったら豚丼つくる?」

さすが澪桜、俺の気分わかってる。

「豚丼つくろ」

俺のことをわかってるあたり、もしかしたら澪桜の方が強く想ってくれてるんじゃないかな……なんて。

こんなこと思う俺は女々しいかな。