俺のかわいい生き人形

顔を赤くして照れる澪桜を見ると、俺の中のなにかが芽生えてくる。

「じゃあ、俺とのキスは好き?」

意地悪でそう聞けば、うるうるした瞳で俺を見上げてきた。

これ無自覚でやってんのすげぇ……。

本当ならもう喰ってるけど、相手が澪桜だし大切にしたいから今はキスで我慢。

もちろん澪桜が求めてくれたらその時は我慢なんかしないけど。

「澪桜」

「っ……好き」

俺にしか聞こえないような大きさで言った澪桜。

そんな澪桜が愛しくて抱きしめた。

「……帰ろっか」

「うん……っ」

まだ俺とキスするのは慣れてないっぽいな。

手を繋ぐだけで顔赤くするんだもん。

うぶなのもそそられるけど、たまーに澪桜が夜姫ってこと忘れる。