澪桜とのキスが最高すぎて……。

触れるだけのキスで精いっぱいの澪桜がたまんない。

「廉澪桜ちゃんのこと好きすぎて手出せなかったりして」

そうニヤニヤしたがら話す丈。

「さすがにまだ出したりしねーよ!」

「廉にも本命の彼女ができたなぁ〜」

バカにしやがって……。

──ガチャッ。

「廉くんっ!」

「うぉっ」

ドアを開けるなり俺の隣に駆け寄ってきて座った澪桜。

「澪桜ほんとに廉が好きなんだから」

もっと恥ずかしがったりするのかなと思ってたけど全然そうじゃなくて。

今まで以上にくっついてくるし、距離も近い。

はぁ……可愛いほんと。