「おい廉〜LINE2日も未読とかひどくね?」

えっ、廉くんそんな放置してたの?

廉くんを見れば、思い出したような顔をしてた。

「ごめん忘れてたわ。お前の存在」

「俺ら親友だろー!?」

「そうだっけ?」

「澪桜ちゃんこんなのが婚約者でいいのか!?」

「はぁ?こんな態度澪桜にとるわけないだろアホかお前」

今日も平和だなぁ。

でもまさかあの婚約パーティーがこんなに影響されるなんて思ってなかった。

割とみんな見てくれてたんだ。

「テレビのニュース大橋宮財閥のことばっかだから飽きてくるぜほんと」

「丈くんニュースとか見るんだ」

「俺結構ちゃんとしてるよ?」

へぇ、なんか意外。

「あのパーティー以来、財閥たちから色んな仕事とかパーティーの招待が来てわやだよほんと」