「澪桜、家に着いたぞ」

「んぅ……」

少し身体を揺らすけど変化なし。

しょうがない……運ぶか。

澪桜を横抱きにして車から降りた。

「つか……軽すぎだろ」

「澪桜ちゃん身長に対して標準体重よりもすごく軽いのよね。心配だわ」

女の澪桜に対して失礼かもだけど……もっと食べた方がいいくらい。

まぁ体重なんて人それぞれってことにしとこう。

「俺澪桜寝かせてくる」

「わかった。廉もゆっくり休むんだぞ」

「おやすみ廉くん〜」

「おやすみ」

家に入って、澪桜の部屋に向かう。

澪桜の部屋は俺の隣だから近くて便利。

部屋に入って、とりあえずベッドに寝かせた。