「さ、冴……?」


「してみる?」




普段とは少し質のちがう低い声。



声を漏らすひまもなく、形のいい唇が耳もとに近づいてきて





「へんなこと」





艶っぽく囁かれた。



吐息が触れて、ゾクッとした未知の感覚。



空気が変わる。