幼なじみの言葉を温かさにかまけて、私は、考えに蓋をした。 「冴、冴も早く…」 "どうして忽然と、祠が姿を現したのか" 「冴───」 瞳に映った光景におもわず息を飲んだ。 冴が 見たこともないほど忌々しげな表情で 祠を睨めつけていた───……