結局、私以外はこの村に残るらしい。
将来ひとりでこの村を出ることを思い浮かべるとめちゃくちゃ心細い。
それでも心のどこかでは、やっぱりなという気持ちもあった。
その理由は、この村にある特徴のせい。
どうも私が住む土地は
男ばかりが地元愛が強く村に残り。
女は都会に憧れ、出ていってしまうのだ。
そのせいか、人口はどうしても男の比率が多い。
進路だってそう。
男は村に就職、女は村外に進学。
なんて風潮ができあがっているほど。
クラスでも進学を選んでいる男子なんて一人もいなかった。
だから私以外の3人もきっと村に残るんだろうなって、うすうす予想はしていた。
…けど、どうしたって寂しさは否めない。
なんだか自分だけが離れていってしまっているような気がして。
ときどきたまらない気持ちになる。



