「えーそんな。俺だって暑いのに。それに冴ばっかり紅羽にパタパタしてもらってズルいよ」 「うるせぇ知るか!こーゆーのは早いモン勝ちなんだよ、残念だったな」 勝ち誇ったかのような冴と それを見て悔しそうに笑う都。 気の置けない仲のふたりはいつもこんな感じだ。 それを見て呆れる私もいつも通り。 すると、手に持っていた下敷きが スッと無くなった。