空から降ってきた星君

 あ、あれ?さっきと立場が逆なような……。

 それになんだか様子が変な気が……。

 この前もそうだったけど今回のは更に違う感じがする、んだけども。

 そのまま私はベッドに背中をつけてしまって追いやられる。

 逃げ場を自分から失くしてしまって星君との距離は近くなる一方。

 デ、デジャヴ感……。

 そんな呑気なこと考えてる暇なんてなくて、星君から言葉が紡がれる。

「僕ずーっと七月のことしか見てないよ?」

 可愛らしく、けれども甘い声で言われた言葉に肩が無意識に跳ねる。

 この前もこんな声してたような……。

 私の気なんてお構いなしに星君は続ける。

「流星があんなこと言うなんて僕も考えてなかったし、焦ったし驚いた。でも流星なんて敵じゃない。七月をこの世で一番愛してるのは僕だけなんだから。」

 言葉を発するのも許されないような、強い声色で言われる言葉。

 私は何も言えず、ただ顔を真っ赤にするだけだった。

「七月が僕のことを映してくれなくても良い。だけど流星には取られたくない。もちろん他の輩にも。」