空から降ってきた星君

「もう来なくていい。」

 「あ、はい。」という言葉も言わせてもらえず、あからさまに拒否する星君の声が聞こえた。

 どれだけ流星さんのこと嫌いなんだろう……。

 ふっとそう思って流星さんの背中を見送る。

 流星さんの姿が見えなくなった途端、大きな声でため息を吐く声が後ろからした。

「はぁ……流星来なくてもいいのに。」

 その声がガチトーンだったこともあり、少しだけゾクッと身震いしてしまった。

 そう言えば流星さんも妖精だったし、そんなに簡単に人間界に来れるものなのかな?

 その事に気付いて星君に聞いてみる。

「星君、妖精って簡単に人間界に来れるの?」

 星君しか人間界に来てないって言ってた気がするし、あんまり来れないとは思うんだけど……。

「流星の場合はこっそりと抜けてきてるから。天界に戻った後長時間の説教が待ってると思うよ。」

 やっぱりそうだよねー……。

 でも星君は友達がピンチ?なのに平然としている。

 嫌いだからってのもありそうだけど、どうしてそんなに流星さんのことを嫌っているのか純粋に知りたくなった。