空から降ってきた星君

 流星に負けないように挑発的な態度を取る。

 七月は僕のだから、誰にも譲るつもりはない。

 流星を睨み続けていると、急に流星がぷっと吹き出した。

「あはは!星どれだけ必死なの?七月ちゃん大好きオーラがダダ洩れなんだけど!」

 急に笑い出した流星にポカンとする。

 もしかしてさっきまでのって……演技?

 そうだったらいいのに、と思うが現実はそう簡単には上手くいかなくて。

「あ、さっきまでのことは大マジだからね。七月ちゃんのこと本気で狙ってるし、星から奪おうとしてるし。ちょっとからかいすぎた、とは思ったけど本当のことだから、油断しないほうが良いと思うよ。」

「何がしたいの?」

 言動が全て意味不明で真面目に聞いてみると、流星はうーんと唸った。

「何かをしたいってわけでもないんだけど、面白そうだからかな。七月ちゃんのこと俺も調べてみたけど可哀想って思ったから、俺が守ってあげたいなーってね。」

 流星はそんなことを口にして尚ヘラヘラしている。

 こんな奴に七月のことを任せるわけにはいかない。