空から降ってきた星君

 まぁ、良からぬことを考えていることだけは事実だろうけど。

 流星は僕の質問にいつものようににへらーっとしながら答えた。

「いやー、星が人間界に降りたって聞いたから何しに行ったのかなって思って。気になって追いかけてきたってわけ。」

「来なくていい。」

 いつものようにバッサリと流星の言葉を切り捨てる。

 面倒なことしかやってくれないから天界で大人しくしてればいいのに。

 第一、流星の性格上神様から許可貰ってないと思うんだけど。

「神様からの許可は?」

「もちろん貰ってないけど。」

 ……やっぱり。

「後でどうなっても知らないよ。」

 流星にどうこう言う筋合いはないが、一応忠告はしておく。

 どうせ聞かないだろうけど、と考えたことは当たっていて。

「別に大丈夫。どうせしらばっくれるし。」

 流星の頭が脳筋過ぎて逆に心配になる。

 はぁ……流星にかまってる暇なんてないのに。

「それにしても……七月ちゃんだっけ?あの子の家に上がってるんでしょ?」

 それが何?

 言葉に出すのも煩わしくて視線で訴えると流星は「おー怖い怖い。」と言いながらも教えてくれた。