空から降ってきた星君

 それにしても、さっきの星君何だったんだろ。

 私が好きってことは最初に言ってたけど、嘘だって思っている。

 だけど、あんな事されたら流石に恥ずかしい。

「……~~っ。」

 一人で思い出して勝手に恥ずかしくなっている自分にバシャッとお湯をかける。

 何考えてんだろ、私。こんな乙女思考じゃないはずなのに。

 私は一人の浴室ではぁ……と大きなため息を吐いてからお風呂を上がった。



「やっぱり、距離近いんだけど。」

「ん~、そうかなぁ?」

 髪を乾かしてもらい、寝ようと思えばすぐに寝られる状態を作ってからくつろぐ。

 髪を乾かしているときは距離が近くなるのは仕方がない。だけど……。

「うん。すっごく近いんだけど。」

 髪を乾かした後でもこの至近距離はないでしょ。

 肩同士が触れ合うくらいの近さで無意識に固まってしまう。

「へぇ~、僕は全然そんなこと思わないけど。むしろ遠く感じてる。」

「近いじゃん。」

 何を言ってるんだろうと引き気味で星君に視線を向ける。

 星君は「そういうことじゃなくて……。」と前置きしてから言った。