空から降ってきた星君

 ……チートじゃん。

 負けた気分、だとは思っていたけどその上をいくとは。なんとも恐ろしい妖精だ。

 はぁ、と何回目か分かっていないため息を吐いて時計を見ると、もうそろそろ夜ご飯の時間になりそうだった。

 今日は何にしようかな……。

 そう言えば、妖精もご飯は食べるんだろうか?

 食べるんだったら星君の分も用意しないといけないし、聞いておこう。

 私は星君にそのことを聞くと、星君は「一応は食べるよ。」と言われた。

 ふーん、じゃあ……。

「何食べたい?」

 そう聞いてみると星君は一瞬だけ目を見開いてから嬉しそうに答えた。

「ハンバーグ!」

 ……おこちゃまだ。

 だけどなんとなく星君の性に合いそうだな、と思って私はキッチンに向かった。

 ハンバーグの材料、買ってあったっけ。

 そう思いながら冷蔵庫の中身を見てみると、意外にも全部揃ってあってびっくりした。

 知らないうちに買ってたのかな?それとも……。

 ちらっと星君がいる部屋のほうに視線を向ける。

 だけどすぐに逸らして、料理を始めた。