空から降ってきた星君

「ふふっ、良かった。」

 そう言ってさっきとは裏腹ににこにことご満悦な表情を浮かべて歩いている星君。

 この人、まさか二重人格!?

 そう思うほどの切り替えの早さに驚いていると星君が「どうしたの?」と不思議そうに聞いてきた。

「……っえ、ううん、何でもない!」

 ごまかすために大きな声でとっさに口に出すと、星君は「そう?」と言ってからまた前を向いた。

 ……それにしても、今気づいたことがある。

 星君、背高くない!?

 私なんて平均より低いのに、星君は私より高い。

「星君、聞きたいことあるんだけど。」

 恐る恐る口を開き、聞いてみると星君はこてんと首を傾げて「どうしたの?」と聞いてきた。

 うっ、か、可愛いっ。……じゃなくて!

「星君何歳なの?」

 そう、ずっと気になっていたこと。

 星君は多分私と年齢はさほど変わらないとは思うけど気になるものは仕方ない。

 質問を聞いて星君は思い出すように思案してから、口を動かした。

「十三歳だよ?」

「そ、そうなんだ……。」