空から降ってきた星君

「はいはい。」

 僕はそう適当にあしらって流星と別れた。

 はぁ……無駄に疲れた。

 僕はまたため息を吐いて、懐から一枚の写真を取り出す。

 そこにはこの前より、まだ幼い顔立ちをしている七月ちゃんの姿が映っていた。

 神様に感化されて七月ちゃんを見るようになったけど、思った以上に素敵な子でびっくりした。

 それで今となっては星と恋敵(ライバル)。まぁ、面白いから良いんだけどね。

 だけど星から七月ちゃんを奪うのは容易ではないんだよねぇ……なんせあんな独占欲の塊だから。

 僕は写真をしまい、また廊下を歩き出した。

 でも、星も七月ちゃんも幸せになってね。

 そんなことを思いながら。