空から降ってきた星君

 そう思っていると、急に凛眞ちゃんが俺の手を握って顔を輝かせた。

 突然のことでびっくりしていると、凛眞ちゃんがその顔のまま俺に言い放った。

「七月の話を最後まで聞いてくれて引かないでいてくれたのはあなたが初めてよ!本当、話してよかったわ。七月のこと好きな恋敵(ライバル)だけど、聞いてくれてありがとね。」

「ど、どういたしまして。」

 引いてないわけじゃないけど、七月ちゃんをここまで語れるのは凛眞ちゃんだけだと思うな。これは星でも手も足も出ないでしょ。

 そういえば、七月ちゃんのことを語ってた凛眞ちゃん、凄く生き生きしてた気がするな……。

 俺はふとあることを思いつき、凛眞ちゃんに提案してみた。

「凛眞ちゃん、七月ちゃんのこと好きな者どうし仲良くしない?」

「え?嫌。」

 ……うん、断られるとは思ってたよ。だけどこんなにはっきり嫌な顔されて言われるなんて思わないでしょ。

「何で?」

 と聞いてみるけど、返ってくるのは淡々した返事。

「何でって、七月以外と仲良くするなんて死んでもごめんだわ。それに恋敵(ライバル)と仲良くする気なんてあるわけないじゃない。」