空から降ってきた星君

 どう、ねぇ……。

「俺は2人は良い感じになってくれればいいと思うけど、諦めるつもりもないよ。どうせそれは凛眞ちゃんも同じ気持ちでしょ?」

「あら、よく分かってるじゃない。」

 凛眞ちゃんも、七月ちゃんを取られたくないとは思ってるだろうけど七月ちゃんの幸せを願ってると思う。

 ほんと健気だよねぇ……。

「なんかあなた、私と同じ匂いがするんだけど。」

「奇遇だね。俺もそう思ってたところ。」

 凛眞ちゃんは多分、人の心を読むのが得意な子だね。俺と一緒で。

 だからそれも相まって同類だと思っちゃうんだと思う。

「七月が好きなのは気に食わないけど。」

「あはは、君結構きついこと言うんだね……。」

 冗談交じりに言ったつもりだったけど、凛眞ちゃんは「そうね。」と返してきた。

「きついのは分かってるわ。だってこっちのほうが楽なんだもの。そのおかげで七月からは悪魔呼ばわりされてる気がするんだけど。」

 へぇ、自覚はあるんだ。それならまだましかもしれない。

 これで完全自覚なしだったら面倒なことになってたからね。