空から降ってきた星君

 そう思って、ちゅっと七月の唇にキスを落とす。

「…………っ、へっ。」

 七月はしばらく呆然としていたけど、やがて我に返り、今日一番顔を真っ赤にした。

「き、キス……!?」

 自分の唇をなぞってまた顔を赤く染める。

 もう可愛いしか出てこない。

「ふふっ、僕のこと好き?」

 七月からの好きを聞きたくて、つい意地悪な質問をしてしまう。

「わ、分かってるくせに……。」

 そう言いながらも七月は、恥ずかしさを殺して言ってくれた。

「す、好き……だよ。」

 ……はぁ、もうダメ。

「七月、帰ろっか。」

「へっ、あ、うん……。」

 僕は七月の手を引いて、家へと向かった。

 今日はいっぱい、甘やかしてあげるからね。



「で、ようやく結ばれたわけか。」

「なんかその口ぶり、知ってたみたいな言い方だね。」

 七月をこれでもかと言うほど可愛がって甘やかしてあげた後、疲れて寝てしまった七月をチラッと見て目の前の人物にそう言う。

「にしても七月ちゃんの鈍感、凄いね。」

「あはは、だよね。僕もそう思うよ。」